東京瓦斯の株と為替の関係

東京瓦斯という会社を御存じでしょうか。東京瓦斯というように正式に書くと難しいですが、東京ガスのことです。首都圏に都市ガスを提供している会社ですから、私達の生活にも馴染みの深い会社です。各家庭にガスを供給してくれている会社であるということまでは誰でもわかりますが、それではどうやってガスを作っているのかという段になると、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、この点について説明しておきますと、LNGを外国から輸入してきて、このLNGからガスを作っているということになります。それでは、LNGとは何かと言いますと、Liquefied Natural Gas 略で、日本語では液化天然ガスと呼ばれています。その内容は、メタンを主成分とした天然ガスを冷却し・液化したもので、無色透明の液体となっています。つまり、天然ガスをわざわざ液体にして、その液体を船で日本まで運んで来て、日本でまた気体のガスに戻して各家庭に供給しているということになります。ですから、天然ガスの価格が上がれば、東京瓦斯の経営も苦しくなり、株価にも影響するということになります。また、為替が円安になれば、輸入する天然ガスの価格も上がることになりますから、東京瓦斯の経営にも影響し、株価が下がったりすることになります。でも、天然ガスの価格なんてあまり報道されることもないけど、石油の価格と違うのかと疑問に思われている方も多いことでしょう。そういう意味では、石油の価格と天然ガスの価格は同義であると考えてもよいでしょう。例えば、最近よく話題になっているシェール・ガスというのも、石油ではなくガスと表現されているのをみても判ります。

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